「不安と特典には弱いもの」

[ テーマ: 住まいづくりのヒント ]

2012年2月9日00:01:00

阪神淡路大震災の時、

死者の92%が地震発生から14分以内に

亡くなっていたことをご存知ですか?

原因のほとんどが、建物の倒壊による圧死や窒息死。

実は、私は知りませんでした。

昨年の東日本大震災後、阪神淡路大震災を振り返った報道の中で

始めて知りました。


阪神大震災の時、木造住宅よりプレハブの方が残っていたらしく、

「地震にはプレハブの方が安全」

という印象を、世間に与えてしまいました。

当時の新聞でも、そう報じられました。

でも実際は、耐震性の弱い古い家屋が多かっただけのようです。

あの時、日本瓦と木造住宅の良さを知る業者たちは、

誤った情報を止められず、それはそれは悔しい思いをしたそうです。



今、またそれが繰り返されようとしているように感じます。


東北では、津波がいろんなものを飲み込んでしまいました。

その中で、いくつかの家が残りました。

その様子を基に、また偏った情報が出たり、

不安感を狙って、詐欺まがいの変なセールスが出没しているとのこと。

困ったものです。


現在のところ、あの大きな津波の被害を避けようと思ったら、

津波が来ない高台に家を建てるしかありません。

どんな建物でも要塞でもない限り、津波に流されなくても、中はぼろぼろになります。

補修するのには、相当な費用がかかってしまうんですね。

もはや建築工法の違いでは津波被害を免れることは不可能ですから。


これは主に東北地方の新築の話しですが、この北海道十勝ではどうでしょうか?

やっぱり、春先になるとやって来る「またたび業者」はいますね。


特に増改築などのリフォームがターゲットです。

不安をあおっておいて、特典をチラつかせる。

責任施工をアピールしつつ手抜きをする業者もいるかもしれません。


「お宅の外観を見たんですが、ちょっとひびが入っていますね。

 早く補修工事をしないと大変なことになりますよ」 とか

「この地域の地盤が弱いことが分かったので、基礎補強をお勧めしているんです。」

と言うような、一見親切に見える業者が来たら、特に注意して下さいね。

そのほかにも、サッシ、外壁、バス・トイレ、洗面、キッチン、手すり何でもござれ!

中には、庭石を置いてゆく業者もいました。


普段は訪問業者を追い返す人でも、

不安に感じている部分に付け込まれたら、つい反応してしまいます。

ちょっと優しくて話しが合い、つい安心してしまうこともあります。

そんな時は、一人で決めない、すぐに返事をしないのが賢明かと思います。


不安をあおっておいて、

「予約特典をつけますので、とりあえず予約の印鑑を!」とか

「キャンペーン割引は今月末迄です。」

「十勝限定30棟のみですよ。」

「なんちゃら、かんちゃら・・・」

などとおいしそうな話をする。アブナイアブナイ。

そういう時は、書類だけ預かって誰かに相談しましょうね。
 
そして本当に必要ある工事かどうかを、じっくり考えて判断しましょう。

特に、十勝に会社の実態の無い業者には要注意ですよ。

だいたいアフターが心配ですよね!


札幌では、もう春暖狙いの悪徳業者が出現しているそうです。 十勝でも・・・

残念なことに、あまりよろしくない業者は、いつの時代にもいるものです。

立春も過ぎて、そろそろリフォームをしようかな、とお考えの方!

どうかどうか、気をつけて下さいね。

 
では、また。


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